【第3、第4単位】事務局レポート

第3単位と第4単位の講義を10月25日、26日に実施いたしました。
第3単位から第5単位(11月13日)までは、「ものづくり力強化による競争優位の実現」というテーマのもと講義と演習を実施いたします。

第3単位は、調達・SCMに関する講義です。
このコースの受講者は生産技術や生産管理等の業務に携わっておられる方々が多くを占めているため、一見すると、調達分野の知識は日常の業務との関連が見出しにくく、単位の存在意義について疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
このコースでは「広く体系的にものづくりの知識を身に着けていただくこと」を目的に、調達・SCMの講義を設定しています。
第3単位の講師は、株式会社日本能率協会コンサルティングの小野甫氏です。

第3単位:10月25日のプログラム
講義:顧客要求と経営効率を向上させる製品供給力の強化(SCM)
・SCM改革の必要性・在庫削減の基本的な考え方・SCM改革成功のポイント
講義:調達コストダウン
・ものづくりによる調達の機能・競争購買の取組み・戦略的内製化/外製化編成の考え方
・査定購買と調達先強化

前半の講義では、「SCM」と「SCM改革」を定義したうえで在庫削減の基本的な考え方について、及びSCM改革を行うにあたって必要なポイントについて解説いたしました。
SCM改革は、①プロセス改革、②情報システム改革・計画システム改革③パフォーマンス改革の3つの改革を同時展開していく必要があります。
事業領域によってその改革に際する留意点が異なることを述べた上で、SCMに関するテーマの講義は終了となりました。

後半は「調達コストダウン」に関する講義を実施いたしました。ものづくりにおける調達とはどのような役割を担っているのでしょうか。
環境問題やグローバルSCMへの対応等、調達部門が先行して上流の開発段階からQCDを作り込む開発購買の重要性が日々増してきています。
ここでは、査定購買など購買方式について解説し、その中でただ物品を売買するだけの関係ではなく評価や改善支援等を行うこと等を通してサプライヤー強化を進めていくことの重要性にも触れています。
また、講義の最後には講義の内容を踏まえ受講者間ディスカッションを実施いたしました。
受講者の方からは、
「購買・調達に関する知識がなかったので実践的な話を聞けて大変参考になった。自社でも活用できる方策があったため、活用できればと思う」
「会社としての収益を考えると避けては通れない課題なので、現場の改善はもちろんのこと、サプライヤーにも目を向けていきたい。また、在庫というものの定義をもう一度見直して対処したい」
等の感想をいただいております。

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第4単位:10月26日(木)のプログラム
講義『人と設備を対象とした生産システム改革と人材活用』
・生産性向上とコストの関係・生産量の変化と生産性向上の関係・スキル伝承の仕組みづくり
・職場の特性と生産性の構造・生産性向上のレベルと対象・生産性向上のための生産システム
・設備に着目する生産性・賃金と雇用形態・生産システム決定の判断要素・情報システムと生産システム
・派遣活用の手順

第4単位の講師は株式会社日本能率協会コンサルティングの角田賢司氏です。
テーマは「人と設備を対象とした生産システム改革と人材活用」です。
生産性という言葉をよく目にしますが、このコースでは「アウトプットである産出効果を得るために、インプットである投入資源がどれだけ必要であったかを示すもの」を生産性と定義しています。生産性を向上させるにあたって投入資源を減らす等様々な手段があり、それぞれの手段とコストや生産量との関係性について、また、生産性の向上を図るために必要な手順も講義では解説しました。
また、生産システム(ライン生産方式・セル生産方式等)の特徴に関しても解説いたしました。

「設備に注目する生産性」の項では、多品種少量生産の流れの中で最も重要である段取り改善の進め方やITの利活用の際に考慮すべきポイントについて取り上げました。
第4単位最後のテーマは「賃率低減とアウトソーシング」です。
様々な雇用形態が存在するなか、それぞれの賃率と特性を考慮し、外部要因に柔軟に対応するために最適な導入方法を検討しなくてはいけません。派遣社員の方の活用も、生産性には大きく寄与します。派遣社員活用の検討ステップと、その重要性について解説し、講義は終了しました。

「生産性の考え方が明確になり、すっきりした」、
「生産性の計算方法等未知の分野の話がシンプルな例えで学ぶことができた」
「自社と照らし合わせ、何から着手するかを検討し自社の生産性向上を図りたい」
「生産管理という立場で悩んでいる内容が講義に出てきたのでどう活用していけるかを考えていきたい」
「生産性向上に対して今後実施していくことが確認できた」
「大きなテーマを構成要因に分けて考えていく思考法は参考になった」
といったお声を受講者の方々からは頂戴しています。

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