レゾナック インタビュー2:個別最適のIEから、全体最適のIEへ視野拡大!

株式会社レゾナック
モノづくり改革推進部 グローバル改善推進グループ 国内業務推進チーム プロフェッショナル
古室 松美(こむろ しょうみ)様に、「生産革新プロフェッショナルコース」受講の背景やご活用についてお伺いしました。

(※以降敬称略、所属・役職は2024年4月16日時点)

個別最適のIEから、全体最適のIEへ視野拡大!

国部:
「生産革新プロフェッショナルコース」はどのようなきっかけで知りましたか?

古室:
弊社にはIE人材を育てたい、増やしたいという想いがあり、教材や教育の機会を探していました。内部で用意するには限りがあるため、外部に適切な対象はないか探していました。元々、JMAが本コースをはじめIEに関する様々なコンテンツをお持ちだということは存じ上げていたので、問い合わせたのがきっかけです。

国部:
そうだったのですね、ありがとうございます。古室さんご自身が受講するに至った背景も是非教えてください。

古室:
私自身、IEに長年従事はしてきましたが、体系立った教育を受けてきたかと問われると少し疑問も残ります。とはいえ、一定の経験値や知識は持っているとの自負もあり、社内の受講者選定の折、自ら手を挙げました。

国部:
そのような経緯があったのですね。

古室:
IEに関する自身の経験や知識が実際にはどの程度のレベルなのかを知りたかった。加えて、体系的な教育を受けることでこれまで学んできたIEの復習もしたかった。こうした考えから「もし私でよければ是非受けてみたい。」と申し出たのです。

国部:
IEの知見やご経験が豊富な古室さんにとって、ずばり本コースの印象は?

古室:
非常に良くできたカリキュラムだと思いました。一方、コロナ禍を経た影響もあるとは思いますが、グループディスカッションがオンライン中心であっため、面直で議論したかったなとも感じます。

国部:
そのようなお声を多くいただいているため、今後はなるべく直接皆様が接点を持てるような機会・回数を徐々に増やしていきたいと考えています。

古室:
社内会議にも共通して言えますが、オンラインには緊張感があって良い面もあります。しかしやはり直接相手の表情から感じ取る、うかがい知る部分は大切ですよね。

国部:
コースに参加されたご感想も教えてください。

古室:
多様な業種、幅広い年齢層など様々な背景を持った参加者の皆様との交流、そして他社を知る機会は非常に有意義で楽しかったですね。私が一番年長だったため、場違いではないかと受講スタート当初は心配しましたが。

国部:
とんでもないです。古室さんにリードいただき、啓発された参加者も多かったと思います。

古室:
今回の参加者は実際に一定のIE分析経験がある方が多かった印象です。その対象者に適した講座内容になっていると思います。

国部:
具体的にはどのような点が適していると思いますか?

古室:
インストラクターの資格が認められる部分が大きいですね。IEの実践に役立つ利点はもとより「教えられる」ようになるのは注目すべきポイントです。

国部:
御社のIE人材育成にも十分お役立ていただけそうですね。

古室:
教えるためには、旧来のIE知識だけでは不十分です。これまでの作業改善では、個別の作業領域の分析ができる人材が求められました。しかし昨今のIEには全体最適も視野に入れた、サプライチェーンも含めた改善が求められます。当コースにはそうした観点も含まれ、事例も豊富です。非常に有意義な内容だと思います。

国部:
ありがとうございます。

古室:
加えて、実際にテキストもいただけるため、今後の振り返りや社内展開にも活用できます。この点も非常にありがたいですね。

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