生産技術者IEセミナー

企業業績に直結する生産性向上活動の展開

~ものづくりのプロを目指すIE必須セミナー~
25年間に2000名超の受講者を輩出した伝統的セミナーです。

『IEを現場の改善活動のことのみと思い込んでいませんか?』

近年、生産技術の高度化や、情報技術を駆使した生産管理技術の導入などに伴い、IE手法による改善活動のあり方も変容が要求される時代です。
この変化に対応するためには、これからの生産技術者は、現場改善に終始したIEは製造の第一線監督者に譲り、複雑化していく生産システムのなかでシステムそのものを革新していく専門スタッフとしての使命が求められています。
生産技術者は、経営者の戦略的意思決定をサポートする立場にあるのです。
このような作業現場中心のIE活動から脱皮し、企業の業績向上活動と直結したIE活動を展開するためには、IEの基本技術の体系的習得とその高度化対応の実践技術習得の2つのアプローチが必要になります。
本セミナーでは、IEの基本技術から高度システム対応の技術まで全体を網羅し、多くの事例と演習を用いて、これからの生産技術者が求められる企業業績に直結した生きたIE技術を伝授します。

本セミナーのポイント

【1】IEの基本技術から、高度システム対応の技術までを網羅しています。
【2】革新的成果につながるデザインアプローチによる改善手法が身につきます。
【3】多くの事例と演習を用いた実践的セミナーです。
【4】工程設計時点で最小標準時間となる工程を自動設定する方法を学びます。
【5】オペレーションレベルから戦略レベルまでのIEを展開します。
【6】労働集約型ではライン・セル・機能別のそれぞれの生産方式に適用できます。
【7】設備集約型では装置監視・FMS・連続プロセスの生産方式に適用できます。

●理解を深めるために
1日目講義終了後、課題や習得されたいことなどをアンケートで伺います。
講師が内容を確認し2日目にフィードバックをいたしますので、より理解が深まります。

プログラム

※本セミナーでは電卓を使用しますので、必ずご持参ください。

1日目 10:00~17:00

第1章 IEと生産システムの基本 ―4つの生産要素の最適組み合わせ―
 1-1 インダストリアル・エンジニアリングとは何か
 1-2 生産の基本は生産要素の最適組み合わせ
 1-3 生産性向上とコストダウンの2つの側面
 1-4 改善の検討の原則と着想の原則  【演習】切削時間を短縮する

第2章 業績に直結する改善対象の選択 ―どれくらい改善できるかが事前に判る―
 2-1 改善対象は量から質を攻める
 2-2 製造方式・技術段階のコストダウン余地
 2-3 実施効率・製造段階のコストダウン余地  【演習】茄子ラインの改善余地を見つける

第3章 リードタイム短縮と生産形態の選択 ―迅速・柔軟な生産方式の追求―
 3-1 リードタイム短縮と同期化レベル
 3-2 類似を集め、変化を後ろに
 3-3 同期生産品種・工程の選択  【演習】ラインをいくつ作ったらよいか

第4章 同期生産ラインの構築と設計手順 ―基本機能だけで工程をつなぐ―
 4-1 現状メソッドの標準化
 4-2 基本設計:基本機能だけで工程をつなぐ
 4-3 詳細設計:作業手順にする
 4-4 改善提案書の作成   【演習】同期ライン編成

2日目 10:00~17:00

第5章 セル生産方式の構築と設計手順 ―多種中量に向く生産方式―
 5-1 セル生産方式の適正対象範囲     
 5-2 セル生産の生産性向上要因      
 5-3 セル生産の設計手順   【演習】同期・セルラインの生産方式

第6章 最小工程・工数をねらう工程設計 ―新規工程設計から類似設計へ―
 6-1 新規工程設計
 6-2 類似工程設計
 6-3 デジタルエンジニアリング  【演習】設備能力を生かす改善

第7章 標準時間の設定 ―標準時間資料で事前の時間設定―
 7-1 標準時間の内容と設定手法 【演習】標準時間設定問題
 7-2 標準時間資料の作成手順
 7-3 標準時間設定の自動化  【演習】標準時間資料の作成

第8章 工数・設備効率管理のやり方 ―作業中のロスを見える化する―
 8-1 工数・設備効率管理のやり方
 8-2 作業者責任の時間ロス
 8-3 工数効率・設備効率向上のポイント  【演習】工数・設備効率計算問題

対象

  • 生産技術部門スタッフ
  • 生産管理・工場管理部門スタッフ
  • 製造部門スタッフ
  • IE教育担当者

参加者の声

  • 海外生産比率が高まる中、品質、生産性の向上を目指し、IE手法を活かして実践します。
  • 今後予定されているプロジェクト(工程能力最大化レイアウト、自働設備導入)に活かせると思います。
  • 具体的な手法・取組みを駆使して現状分析~見える化を実現し、改善したいです。

講師

橋本 賢一
JMA専任講師
(株)MEマネジメントサービス マネジメントコンサルタント 公認会計士

会期・会場

開催地開催日開催時間
東京【追加開催】
2016年3月24日(木)~3月25日(金)
10:00~17:00
東京2016年6月14日(火)~6月15日(水)10:00~17:00
東京2017年3月23日(木)~3月24日(金)10:00~17:00
大阪2016年4月26日(火)~4月27日(水)10:00~17:00
大阪2016年11月24日(木)~11月25日(金) 10:00~17:00
名古屋2016年9月14日(水)~9月15日(木)10:00~17:00

【会場】日本能率協会・研修室(東京・千代田区一ツ橋) 日本能率協会・研修室(大阪市・北区) 日本能率協会・研修室(名古屋市・中村区)
開催会場は変更する場合があります。その場合は別途ご案内いたします。

参加料(税抜)

参加料(税抜)
日本能率協会法人会員100,000円/1名
会員外110,000円/1名

・参加料にはテキスト、昼食費が含まれております。
・本事業終了時の消費税率を適用させていただきます。

お申し込みはこちらから
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