リコーインダストリーインタビューその6|送り出す側がなすべきこととは?

受講者のリコーインダストリー勝田事業所 事業所長 庄司勝様にお話をお伺いしました。日本能率協会の平井希実がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

送り出す側がなすべきこととは?

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平井
今年でいうと、貴社からご参加いただいた方は製造現場の経験が長い方でした。
今年は、製造現場の経験があまりない方も何名かいらっしゃったため、発言が周囲にすごくいい影響を与えていました。

庄司
彼は彼なりに得たものがあるようです。
この間も彼が進めているテーマの話を聞きましたが、提案内容にだいぶ深みが感じられました。
提案だけでなく、資料の中身もそうでした。
この研修を受けた成果が出ているのではないでしょうか。
研修に参加する以前は私との仕事の会話がどうもいま一つ噛み合わなかったのですが、研修後は噛み合うようになってきました。

平井
知識を得ることで2人の間の共通言語ができたのでしょうか。

庄司
多分、彼も勉強したのだと思います。
持論ですが、私は人選する側の責任は重いと考えています。
優秀な人材はそれなりにおりますから、優秀な人から研修を受けさせるという考え方は昔からありました。
でも、ただ優秀だから研修を受けさせようということだけでこの人物が研修を受けるとそのあとにどんなことを期待できるのかまでは、あまり考えなかったように思います。
それで、今回はその辺の期待値を込めて人選したのです。
もう一つ大切なのは、研修が終わった後で本人にどういう仕事をさせるかです。
ポイントはそこです。
「あとはよろしく!」と職場に丸投げにするだけでは、元にすぐ戻ってしまいます。
私が人選した社員の中にも、研修後に仕事や立場が変わり、研修の成果をなかなか活かしきれない者もいます。
研修後のテーマの与え方がよくなかったのかもしれません。
もちろん、テーマを与えるだけではだめで、そのあと後で定期的に報告を聞いたりケアすることも必要でしょう。
そうすると、学んだことを実践しているかどうかがよく分かります。
テーマを与えて定期的にケアすることは、送り出した側の責任ではないでしょうか。
研修が生きるも死ぬも、テーマの与え方次第です。
結果が出るなら、50万円や60万円の出費は安いものです。
何十倍もの改善が期待できるわけですからね。

平井
工場見学など講義以外のプログラムもありますが、島崎さんにはすべて参加していただきました。
会社の送り出す側にご理解があったわけですね。

庄司
私はさておき、直属の上司の懐が結構、深いのです。
それと本人の熱い思いがうまく噛み合ったのではないでしょうか。

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