日立ハイテクマニファクチャ&サービスインタビューその4|事例演習で、常に心がけていたこととは?

2015年受講者の日立ハイテクマニファクチャ&サービス 熊谷さん(生産技術部 生産システムグループ 技師)を訪問しました。日本能率協会の平井希実、勝田健太郎がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

事例演習で、常に心がけていたこととは?

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平井
ありがとうございます。今年の参考にさせていただきます。

その他、このコースで「もう少しこういった点を変えてほしい」「こうだったらよかったのに」といったポイントはございますか?

熊谷
今回一緒になったメンバーは、非常に高いモチベーションを持っている方が多かったです。

参加に対する動機づけや、モチベーションというものは、過剰なぐらいあったほうがいいと思いますし、私も、個人的には高い意識を持って参加したつもりだったのですけれども、私よりも高い意識を持っている人はたくさんいるのだなという刺激はありましたね。

平井
事例演習の充実度や完成度というところにかなり影響してきますので、非常に重要な点だと思います。

熊谷
事例演習はなかなか難しくて、特に第5回目のインストラクタースマニュアルの発表は緊張のあまり伝えたいことの半分くらいしか伝えられませんでした。

多少の自信は持っていたので相当ショックで、水戸に帰る常磐線の電車の中で落ち込んでいました。毎回、メンバーのレベルの高さを感じては自己嫌悪になるという経験を繰り返していましたね。

平井
毎回参加されるたびに、そういう思いを持ってお帰りになられたということですが、このコースのために、何かご自身で特別に用意されたことはありましたか?

熊谷
事前の準備としては、もちろんテスト勉強みたいなことはかなりやりましたけど。

平井
どのような点で落ち込まれたのでしょうか。
議論のレベルがすごく高かったということでしょうか。

熊谷
まずは経験値の高さでしょうかね。

この事例演習に行くまでの個々の演習というのは、それぞれの会社の実例なんかを交えてやっていったのですけれども、その時に、経験値の差というのをまざまざと感じました。

自分にいかに経験がないかというのを思いましたね。

私の属したチームメンバーは、自分たちで数々の改善や、ラインの立ち上げをやってこられた経験がありますから、なかなか自分が議論に入っていけないというのはありましたね。

勝田
熊谷さんの様子を見ていると、確かに経験値的なところはお二人のほうが目立ってはいたと思いますけど、そこを取り仕切るマネジメント的な要素は、熊谷さんが一番力を発揮されていたように感じました。

研修ではIEの知識を持ち帰っていただくことが一番のメインですけれども、そのほかにも、全般を通じて、次のものづくりの現場でのリーダーを養う、作っていくためのマネジメント力というものも、皆さんに少なからず持ち帰っていただいているのではないのかなと、見ていて思いましたね。

熊谷
確かにそうですね。

先ほどの平井さんからの質問に、私は上手く答えられなかったのですけれども、勝田さんが言ってくださったようなマネジメントや、チームをまとめるといった経験もそうですし、そういった気づきというものは得られたのではないかなと思います。

勝田
ホワイトボードの前に、常にお立ちになっていた印象があるのですが。

熊谷
ま、ちょっと出たがりなところもあって(笑)

勝田
3人の中で、上手く役割をとらえて行動されていたのではないかなと思います。

熊谷
そう言ってもらえると嬉しいです。かなり頑張ってはいたのですが、なかなか手応えが感じられなかったのが、それは私なりの手応えがなかったというだけで、結果はあったんだろうなというふうには思いました。

あと、実は最初にご質問いただくかなと思っていたのですが、教育に参加させてもらうのに、何か障壁みたいなものがあったかということですけれども。

やはりどうしても費用がかかることなので、設備投資の費用対効果みたいな形で、自分に対しての投資と、こういう改善をするための費用対効果で、2016年度、3か月もあれば回収できますよというふうに。

研修に参加するために、社内で実践したことは?

hitachi-hs08

勝田
研修費用の問題ですね。

熊谷
この研修にかかる費用をおおよそどれくらいの期間で回収できるのか、効果を出せるのかということを数値化して、上司に話をして参加を決めました。それが2014年12月のことです。

実は私は、すごく早かったのですよね?

勝田
そうですね。とても早くにお申し込みいただきました。

熊谷
まだ募集が始まる前から電話をしたのですが、参加者が5人集まらないと、やるかやらないかわかりませんと言われて。

でも、こういうふうにきちんと上司に報告すれば、まあ、お金のことばかり言うのもなんですけど、参加費用や、あるいは10日という、職場的に難しいと思われる教育期間も通るのかなと思いますので、参加したい人たちには伝えていきたいなと思います。

平井
ご自身で受けたい教育を探してきて、それを自由に言える風土が御社にはあるということなのでしょうか。

熊谷
ありますね。私はこれまでにいくつかの会社を経験していますけれども、弊社は、教育に関してはダメだとは言わないですね。

ロジカルにきちんと説明すれば、行かせてくれます。

勝田
こういう外部研修というのは、自ら手を挙げて参加するのですか?

熊谷
そのほうが多いです。

一応教育担当はいますが、全員を細かく見ることは難しいと思いますね。

私は、個人的には、自分の部だけに固執するつもりもないので、IEをどんどんアピールをしています。

この資格を取った時の出張報告や改善活動の実績を他部のキーマンに展開したり、草の根じゃないですけど、そういう活動もやっています。

それは、私自身が働きやすい環境を作るという意味でもやっていることですけれどもね。

IEという言葉が通じないので、まずはそこが通じるようにしたいなと思います。

勝田
現在、熊谷さんの現場で、もともとある研修体系や教育体系には、どのようなものがあるのでしょうか。

OJTはあると思うのですが、他にそのような定期的な研修などはありますか。

熊谷
まずは新人層や課長層といった階層別教育があります。

その中で職能派遣研修として日立製作所の全社研修への参加などの教育があります。

職場の教育担当の方が教育計画に合わせて派遣させる形が一般的ですが、ある程度の経験年数を経て、自分で手を挙げる場合も増えてきます。

勝田
用意されたものの中から、自分の好きなものを選んで、ということでしょうか?

熊谷
はい。

加えて、経験年数や役職毎のフェーズゲート教育があります。

勝田
階層別の教育ということですね。

熊谷
そうですね、階層別の教育があります。

勝田
それは技術的なものではなく、マネジメント、ヒューマンスキル的なものですか?

熊谷
両方兼ね揃えた教育になります。

勝田
職務として人間を養う研修ということですね。

熊谷
そうですね。これだけでも教育体系は非常にしっかりしていると感じています。

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